大晦日だろうが元旦だろうが普段と何一つ変わらないスタイルで行く。
今回は前回の属性特化の前にやるべきだった、指輪強化の検証である。

今回はいつもよりもっと長くなりそうなことを予め告知しとこう。

さて、指輪による属性強化。Wikiの説明によれば
指輪と攻撃属性が一致すれば威力・命中+20％と消費10％軽減がある。

消費軽減は多くのプレイヤがお世話になってるはずだが威力のほうは
ダメージ+x％でなく威力+x％なので、どの程度効果があるかわかりづらく
なんとなく上がってるという感じしかしてないと思うのでこれを数字で出してみたい。

今回の共通条件はやや複雑である。
・常にブレイブがかかっている状態
・Sアビは剣装備可能とし、ダメージを大きくし差をわかりやすくする
・白魔たんを通常攻撃した平均ダメージを求める

ここまでいつも通り。ここから先は
・まず、狩り武器　+9セブンスヘブン　攻：732（B）　で指輪を脱着し
　それぞれの20回攻撃分の平均値を求め補正率を算出する
・次にメイン武器　+4ティルフィング　攻：1610（Max）　で10回攻撃分を
1：魔法剣チキン　威力+120の平均ダメージを求める
2：威力が同じで指輪と同じ属性の不動無明剣　威力+120の平均ダメージを求める
3：更に指輪を装備した時の不動無明剣の平均ダメージを求める

解説。
属性攻撃を使うに当たってまず威力プラスの同じアビを使い、
指輪の該当属性と、別属性のダメージ平均値に差がないことを調べる。
その上で指輪装備の平均ダメージを求め補正率を算出する。
そして狩り武器とメイン武器での補正率を比べ、威力+20％の変動率を比べる。

指輪と同属性・別属性の武器で同じ攻撃力のものがあればよかったのだが
スロット空きが1つではいつになるかわからないのでこういう形になったのである。

前置きが長くなってしまったが早速狩り武器から







左が指輪なしの状態　平均値：2325
右が指輪ありの状態　平均値：2440

指輪ありのダメージを、指輪なしのダメージで割り補正率を求める。
2440÷2325＝1.0494…　　こちらでの補正率は1.05倍、ダメージ+5％とする。

次にメイン武器







左が指輪なし・別属性の威力+120　　平均値：3300
中が指輪なし・同属性の威力+120　　平均値：3315
右が指輪あり・同属性の威力+120　　平均値：3525

属性別の平均値の差は15しかないため、誤差の範囲内として同じダメージといえる。
肝心の指輪と同属性は　3525÷3315＝1.06…　　補正率は1.06倍、ダメージ+6％とする。

狩り武器とメインで攻撃力が900ほども違うのに補正率の差は1.01倍、
ダメージにしてわずか1％の違いしかねぇ！！　／(^o^)＼ナンテコッタイ
しかも、「威力プラス」がダメージ計算式の途中、主にアビ威力の部分に掛かっていて
単純に武器攻撃力に掛かっていないとすれば指輪の効果はかなり微妙なのでは…。

消費軽減があるのだから、ダメージ約+5％が付くだけでも儲けものと考えたほうがいいか。

「指輪の効果って実は威力+10％の間違いじゃないの？」という疑問を抱きつつ
武器と鎧の属性を一致させる属性特化と合わせればダメージ約+15％にできるので
これが本当の意味での「属性特化」になるといえるだろう、ということで今回は以上！

※訂正
狩り武器での平均値算出でバーサクを使ってたことを思い出した　／(^o^)＼
バーサクなしの平均値は1540、浮遊石の欠片は既に売ってしまった…　どうしよ
と、思ったがバーサク使ってようが「補正率自体が劇的に変わるわけではない」ので
（狩り武器でのダメージ増加率が落ちるだけで"補正率自体の差"は良くて1.5％の違い）
結局のところ、メインを使って約+5％の増加にズレはないが一応、追記しておく。